きょうはジョエル・オスティーンが書いた本を参考にメッセージを準備しました。と言う訳で、彼の例話をかなり借用していますが、とても良い本なので、皆さんの霊的な糧になると思います。本の題名は“Think better, Live better”ですから、直訳は「より良く考え、より良く生きよ」となります。でも、聖書の釈義は私がちゃんとやっていますので、ご安心ください。ところで、英語のthinkは「考える」あるいは「思う」ですから、どちらに置き換えることもできます。両者がメッセージの中で交互に出てきますが、どうぞ、ご自分で置き換えてご理解下さい。
1.ラベルを貼り替える
最初に、新欽定訳聖書から箴言23章7節を引用いたします。“ For as he thinks is his heart, so is he”「彼は、彼の心で考えている通りの人である」という意味です。このみことばは、よくセルフイメージ(自己像)を説明するときに引用されます。人は自分が抱いているイメージに従って生きるものです。もし、私が大会社の社長で、「私は成功者だ」と考えているならどうでしょう?おそらく威厳のある話し方をし、胸を張って歩くでしょう。逆に、私が破産して「私は失敗者だ」と考えているならどうでしょう?首をうなだれ、しゃべり方にも自信がありません。お金でも落ちていないか、下ばっかり見て歩くでしょう。ジョエル・オスティーンは「ラベルを貼り替えなさい」と勧めています。ラベルは英語でlabelと言います。レコード会社などの商表を言うときに聞いたことがあります。でも、labelは日本語で、「札」「レッテル」とも言われています。「レッテルを張る」は、ある人物などに対して一方的・断定的に評価をつけることです。たとえば、「卑怯者のレッテルを貼られる」と言います。しかし、英語の読み方を尊重して、今回は、ラベルに統一したいと思います。
ウォールト・ディズニーは10代の時、新聞会社の編集者から「君は独創性がない。優れた想像力を持っていない」と言われました。ルシー・ボールはアメリカのコメディアン、モデル、映画およびテレビの女優で、アメリカでもっとも人気があり影響力の人物です。ところが、ブレイクする前、「君は演技力が乏しいので、他の仕事に就いた方が良い」と言われました。ウィンストン・チャーチルは先生から、良い学生ではないと考えられていました。なぜなら、サンドハースト王立陸軍士官学校の入学試験を二度も落ちたからです。この三人が成功をおさめた共通点は、否定的なラベルを別なラベルに貼り替えたからです。人々は「できるとかできない」、「持っているとか持っていない」などと、常に私たちにラベルを貼りたがります。それらのラベルは、神さまが私たちに貼っているものと同じではありません。私たちは、もっと良いラベルがあるのを知らなければ、それらが真実であるかのように過ごしてしまうでしょう。もし、私たちがそのラベルを貼られたまま生きるなら、その考えが私たちの中に染み込んでしまうでしょう。やがては、神さまではなく、人々が自分に語ったような人物になってしまいます。
ある男性が高校生の時、スクール・カウンセラーから「君は平均以下だ。特別な才能がないので、技術を要しない仕事に就いた方が良い」とラベルを貼られました。彼は長い間、そのラベルを貼ったまま「私が望むものは得られない」と考えて過ごしました。彼は何年間も、会社の工場で単純作業をしていました。ある時、その会社が倒産したので、別な会社に応募しました。その会社では志願した人には必ず、IQテストをします。彼がそのテストを受けたら、IQスコアが天才であると評価されました。経営者は彼に「なぜ、君は長い間、低い部署にいたんだい?会社の創設以来、君が最も高い点数を取った」と告げました。この日、彼は17年間も自分に貼られていたラベルをはがしました。結果的に彼は、自分の会社を興して、いくつもの製品を発明し、特許を取り、成功を収めました。ジョエル・オスティーンのお父さんは1999年に天に召されました。その後、ジョエルが教会の後を継ぎました。彼は神学校も出ていないので、そのような奉仕をしたことがありません。最初の日曜日の礼拝が終わった後、二人の婦人がロービーで話しているのを耳にしました。一人が「ジョエルはお父さんほどじゃないわ」と言うと、もう一人が「そうよ。この教会が長く続くとは思えないわ」と答えました。彼は自分には向いていないという不安がよぎり、否定的なラベルが貼られました。このように敵がラベルを貼ることにより、考えに限界が設けられ、最も高いところに到達できなくなるのです。ジョエルは否定的なラベルを必死にはがそうとしましたが、車のバンパーからステッカーをはがすように簡単ではありませんでした。とうとう、彼は、古いラベルをはがして、「キリストを通して、私はどんなことでもできる。私は主にあって強い。私は油注がれている」と宣言して、新しいラベルに張り替えることができました。
みなさんは先生やコーチ、上司や親から否定的なラベルを貼られたことはないでしょうか?「この依存症は一生なおらない」「限界、これ以上伸びない」「すべてを失った。取り返しがつかない」「夢はかなわない」「もう年だから」「学校出ていないから」「作業が遅い」「料理が下手」…そのような否定的なラベルのもとで生きるなら、良い考えができるわけがありません。なぜなら、あなたの考えがそのラベルによって支配され、制限されているからです。あなたを造られた神さまはあなたに対して新しいラベルを用意しておられます。神さまのラベルは「あなたは強い」「価値がある」「圧倒的な勝利者だ」「私の運命を全うできる」「健康で長寿を全うする」…アーメン。と受け取るのです。でも、その前に、あなたは自分に貼られている否定的なラベルをはがさなければなりません。あなたは医者や専門家の言うことを信じますか?それとも宇宙を造られた全能の神さまが言われることを信じますか?イエス様は「それは人にはできないことです。しかし、神にはどんなことでもできるのです」(マタイ19:26)と言われました。だれかが、玄関のガラスにへばりついたセロテープを必死にはがそうとしていました。私はそういう光景を何度も見てきました。私はにんまりとほほえみながら、カッターの刃を斜めからあててそぎ落としてあげます。みことばは鋭い刃物です。ヘブル4:12「神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭い」と書いてあります。みことばの剣によって古いラベルをはがしましょう。そして、神さまがあなたに語っておられる新しいラベルを貼るのです。
2.ソフトを新しくする
私たちの頭脳は巨大なコンピューターにも勝るとも劣らないほど精巧にできています。全能なる神さまが私たちをそのように造られたからです。第二のポイントは、私たちの頭脳をコンピューターにたとえて、「良く考え、良く生きる」を説明したいと思います。あなたはスピードが速い最新のモデルのパソコンを購入しました。もちろん何でもできるソフトが入っています。私などは使えないアドビーのソフトがたくさん入っています。持っているだけで満足しています。中には、そういう人もいるかもしれません。しかし、パソコンは使わなければ「ただの箱」であります。あなたはとても性能のよいパソコンを持っていたとします。どうでしょう?最初は早いのですが、だんだん遅くなります。最悪なのがウィルスで感染した場合です。ウィルスは一種のソフト・ウェアーで、勝手にパソコンの中で動き出します。データーが壊れたり、ファイルにアクセスできなくなります。もちろん、スピードも遅くなります。コンピューターのハード・ウェアーは全く問題ありません。しかし、ウィルスによって、パソコンが正常に動きません。データーもソフトも汚染されてしまいました。
同じことはあなたにも言えるのではないでしょうか?神さまがあなたを造られた時、「二つとない傑作品だ」と言われました。ハード・ウェアーとしてのあなたは完全です。あなたは正しいサイズで、正しい国民性で、正しい才能を持って造られました。それだけではなく、神さまはあなたに正しいソフト・ウェアーも与えました。あなたは最初から、勝利的で、健康で、強くて、創造的になるようにプログラムされていたのです。「あなたのすることで繁栄し、栄えることができる」(ヨシュア1:8)、「あなたは貸すであろうが、借りることはない」(申命記28:12)、「主はあなたをかしらとならせ、尾とはならせない」(申命記28:13)、「あなたはvictor勝利者であり、victim犠牲者ではない」。このようにあなたは神さまからプログラムされました。しかし、何が原因で豊かな生活をいつも経験できないのでしょうか?私たちがウィルスの侵入を許してしまったので、その結果、私たちのフト・ウェアーが汚染されてしまったからです。私たちは自分自身でこのように言います。「私は決して成功しない」「私はそのような才能はない」「私はこの依存症から抜け出せない」「私は鈍臭い」「私は不器用だ」「私は魅力がない」「私の将来に何も良いことはない」…このように私たちが言っているなら、私たちのソフト・ウェアーが汚染されている証拠です。だから、私たちのセルフ・イメージが低くて、否定的なのです。私たちは自分の夢が決して実現しないと思っています。そのため、自分の問題が変わることを期待しません。
ここに良い知らせがあります。「その中に私は入っていません」と思っている人もお聞きください。実は私はジョエル・オスティーン関係の本は30冊以上、原書で読みました。その中にはお父さんのジョン・オスティーン、お母さんのドディ、妹のリサ、奥様のヴィクトリアさんも入っています。私は毎朝、他の本と一緒にジョエル・オスティーンの本を読んでいます。ウェブからメッセージをダウンロードして車でも聞いています。なぜでしょう?ある人たちは「彼のメッセージは偏っている。福音の全体が語られていない。功利主義の神学だ」と非難します。もちろん、私も同意するところがあります。でも、私はどうしても否定的になってしまうのです。クリスチャンになって悲観的なところが癒されました。また、李光雨師師のカウンセリングによって、新しい思い、新しいハードディスクもいただきました。でも、この世に生きている限り、どうしても否定的なものが入ってきます。知らず知らずのうちに、「私にはできない」「私は年だ」「日本は難しい」…いつの間にか、ウィルスを招き入れてしまい、八方ふさがりで、否定的になります。そのため、その予防のため、ジョエル・オスティーンの本を毎日欠かさず飲んでいます。あ、読んでいます。これが私の霊的健康を保つためのサプリメントです。聖書のみことばは主食ですが、積極的な思考を与えるサプリメントも必要です。
ちょっと中断してしまいました。ここに良い知らせがあります。あなたはコンピューターとして何も悪いところはありません。あなたに欠点や欠陥はありません。問題はあなたの中にあるソフト・ウェアーです。あなたはそのウィルスを取り除く必要があります。創造主なる神さまがあなたにおっしゃっていることばを、一日中、あなたの中に住まわせなければなりません。「私は祝されている」「私は強い」「私は健康である」「私は自信がある」「私は魅力的である」「私は価値がある」「私は勝利的である」。あなたはオリジナルのソフト・ウェアーに戻らなければなりません。もし、あなたの考えに限界を設けるなら、あなたの人生にも限界が訪れるでしょう。あなたがより良く考えるとき、あなたはより良い人生を送ることができるのです。本では、最後にジョエルの祈りが記されています。「父よ。私を完全なハード・ウェアー造ってくださってありがとうございます。私はちょうど良い大きさです。ちょうど良い国民性です。ちょうど良い賜物とちょうど良いソフト・ウェアーを持っています。私は宣言します。あなたは私を勝利的に、健康的に、強く、創造的にプログラムして下さいました。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン」。
もう1つパソコンからお話ししたいことがあります。パソコンにはDeleteとEnterという重要なキーがあります。Deleteは「削除する」です。そして、Enterは「入力する」です。このことを私たちの毎日の生活に適用するならどのようになるでしょうか?パソコンは私たちの頭脳です。箴言4:23「力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。」と書いてあります。ですから、私たちはDeleteのキーを押すことを学ばなければなりません。「あの時が一番良かった。これからは下り坂だな」という考えがやってきました。神さまが定めた計画を成し遂げるためには単純です。Delete。代わりに、箴言4:18「義人の道は、あけぼのの光のようだ。いよいよ輝きを増して真昼となる」をEnter。あなたは診断書を見て「もう、私の体は良くならない」という考えがやってきました。Deleteを押します。その代り、「主は私の健康を回復して下さる。主は私を生きながらえさせ、地上でしあわせな者とされる」。Enter。否定的な考えが来るたびに、Delete,Delete,Delete.その代り、神さまのみことばに基づく良い考えをEnter,Enter,Enter.あなたの頭脳を守ってください。
3.良い種に水をやる
私たちは学校のとき、いじめっ子から、いろんな悪口をいわれたのではないでしょうか?「ちび」「でぶ」「馬鹿」「出目金」「出っ歯」など、大体は外形に関することです。しかし、何か失敗したことで、それが呼び名になるかもしれません。私が中学のとき、頭にけがをしました。そのため、髪の毛の一部を剃って、絆創膏を張って学校に行きました。するととても馬鹿にされ「はげ」とか「デラ」と言われました。ジョエル・オスティーンは中学のときとても背が低くて、他の生徒たちから「ピーナッツ」と呼ばれたそうです。それでも彼はバスケットの選手でした。チアリーダーたちからも「ピーナッツ」と応援されたそうです。しかし、高校を卒業する頃は18センチ伸びていたそうです。でも、子どものときに言われたことばというのは、影響力があります。私たちの心mindは、土のようなものです。イエス様もマタイ13章で「人の心に蒔かれた種」のたとえ話をしています。良い土地にまかれた種は、百倍、60倍、30倍の実を結んだと書かれています。でも、もし私たちの心に悪い種がまかれたならどうでしょう?もし、悪い種に水をやったりしたら、やはり百倍、60倍、30倍の実を結ぶことになります。では、どのように私たちの心を管理したら良いのでしょうか?
さきほどの悪口は悪い種です。また、人々の自分に対する否定的なことばも悪い種です。そうです。ことばは種であり、心は土地であります。もし、あなたが人の悪いことばを真に受けて、それを何度も思い返すならどうなるでしょう?あなたはその種に水をやることになります。寝る前に、「あの人はあんなことを言った。腹が立つ!」と思い出します。朝起きて、「あの人はあんなことを言った。腹が立つ!」と思い出します。あなたは継続的に水をやって、悪い種を育てていることになります。そうすると、根が出て、芽が出て、枝をはって大きくなります。やがて、百倍、60倍、30倍の実を結ぶことになります。でも、それは悪い実であって、自分も周りの人たちも汚してしまいます。ですから、私たちは人から言われた悪口、否定的なことばを聞き流すのが一番です。でも、多少なりとも当たっている悪いことばは、グサッときます。つまり、心に蒔かれてしまいます。では、どうしたら良いか?水をやらないことです。思い出しそうになったとき、「ハレルヤ!主よ、感謝します」と主を礼拝する時に替えます。これは、過去のトラウマのときも大変訳に立ちます。過去の悲しいシーンが出た時、あなたはそこに座り込んで、ビデオを再生してはいけません。ポップコーンを食べて、「ああ、そうだったよなー」と思い返すなら、悪い種に水をやっていることになります。ビデオのスイッチを切ってください。そして、「ハレルヤ!主よ、感謝します」と主を礼拝するのです。すると、種は干からびて、死んでしまうでしょう。
私たちは自分の心に良い種を蒔くべきであります。みことばは種です。ヨシュア1:8「この律法の書を、あなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさまなければならない。そのうちにしるされているすべてのことを守り行うためである。そうすれば、あなたのすることで繁栄し、また栄えることができるからである。」ここに記されている「口ずさむ」はヘブライ語で「ハーガー」です。このことばは「ぶつぶつ言う」「つぶやく」「わめく」「黙想する」「熟考する」と言う意味があります。詩篇119篇にも同じことばが出てきますが、「思いを潜める」と訳しています。私たちは聖書のみことばを、「ぼそぼそ」っと、口に出して読む必要があります。良く私は、口に出して何でも言うので、家内に注意されます。でも、私は朝自分でディボーションしているとき、何か口に出しています。ある時は、叫んだり、わめいたりしています。そうすると、みことばの種に水をやっていることになります。どうぞ、ぶつぶつ言っても、変人扱いされないような時間と場所を設けてください。新松戸教会の津村牧師は、原付に乗っているとき、よく声を出すそうです。信仰のことば、いのり、感謝などでしょう。道路脇の人が「何だろう?」と振り向くそうですが、バイクは走っているので、誰かわかりません。10数年前、祈祷会で話してくれましたが、よく叫んでいました。「霊的健康法なんだなー」と思います。
内面の癒し、「エリヤハウス」に良く出てくるのが「苦い根」です。幼少期に怒りや憎しみを蒔くと、それが根を張り、悪い実を結ぶということです。現在、結んでいる悪い実をたどって、悪い根をさがすというのがテーマです。現在、多くの教会がエリヤハウスを取り入れて学んでいます。悪くはありません。良いところはたくさんあります。しかし、今、思うと「後ろ向きだなー」と思います。どのカウンセリングもそうですが、問題が過去にあると考えます。幼少期の頃のことが、現在に及んでいるので、過去の記憶を癒すというのがポイントです。私はそのような時を持った方が良いと思います。でも、私たちは日々、前に向かって生きています。そのためには神さまが用意してくださっている計画、運命を見定める必要があります。神さまは私たちに「あなたはこういう人です」というラベルを貼って下さいました。そのラベルが何だったのかを発見し、神の運命を全うするために生きるべきです。人が貼った否定的なラベルは、神さまの運命を妨げるものです。ですから、ラベルを神さまのものと張り替える必要があります。また、私たちをコンピューターにたとえましたが、神さまは私たちを性能の良いコンピューターに造って下さいました。同時に良いソフト・ウェアーもちゃんと備えられていたのです。自分の特性を知り、神さまがしなさいという目的を果たすべきです。ウィルスは聖書的でない間違った考えです。この世は無神論で、懐疑的です。そういうウィルスを入れたら、信仰が機能しなくなります。そのために、ウィルスを駆除して、神さまが下さったソフト・ウェアーに回復して、神さまの目標を果たすために生きるべきです。最後に、土地の話をしました。私たちの心は良い土地です。良い種はみことばです。良い種を育てて行くなら、必ず良い実が実ります。豊かな人生を楽しむように神さまは願っておられます。悪い種は人々の否定的なことば、悲しい記憶やトラウマです。そういうものに水をやったら、神さまが願っている豊かな人生を送れません。悪い種には水をやらないようにしましょう。できたら、引っこ抜いてしまいましょう。神さまの約束のことばを受け入れるのです。神さまのことばを口ずさみ、深く思なら、30倍、60倍、30倍の良い実を結ぶことができます。“Think better, Live better”より良く考え、より良く生きよ。アーメン。